ACID ANDROID LIVE 2019 #1 福岡 DRUM Be-1

2019.4.7(sun)

ACID ANDROID LIVE 2019 #1

福岡 DRUM Be-1

 

 

 

 

最高でした。

 

いや、もうほんとこの一言に尽きます。これがツアー2本目なのかと疑うレベル。いつものことながら、ライヴのたびに完成度をどんどん上げ、こちらの欲求をこれでもかと満たしてくれるyukihiroさんに驚かされっぱなしです。

 

今回特によかった点は、フロアの状況でした。

DRUM Be-1はフロアの段差が多く、後方からでもステージがよく見える作り。

段差が十分にあるおかげで、お客さんも前に詰め寄るのではなくそれぞれが見やすい場所で自身のスペースを確保していて、全体的にとてもゆとりがありました。

開演してからもほとんどその状況は崩れず、最初から最後まで一切のストレスを感じずにライヴを楽しむことができました。

また個人的には、大っっ好きなお友達と偶然整理番号が近く、その方とずっと一緒に見られたこともものすごい幸せなことでした。

ひとりで楽しむライヴもいいし、こうしてお友達と一緒に感動を共有しながら見るのも最高。

開演前は、「どんな衣装を着てどんなヘアメイクをしていようと、yukihiroさんはえっちだ」という下世話極まりない話でひたすら盛り上がってました笑

 

あっという間に開演時間になり、ゆっくり暗転する場内。

この日のyukihiroさんは黒いシャツに黒いパンツ。ひじ部分からふわっと広がり手首でキュッと締まったボリュームスリーブがとても素敵で優雅で、強めのアイメイクとも相まって、終演後はみんな「今日は美魔女だった」と口にしていました。

黒いパンツは右脚がワイド左脚がタイトな仕様の、以前にも着ていたことがあるもの。

 

実はこの日yukihiroさんの会場入りを見させてもらったのですが、その時はいかにも「寝起きです!!」みたいなうねりまくりの髪だったのが、ステージに現れたときにはしっかりストレートになっていて、きれいにしてもらえてよかったね〜☺️とほくほくしてました笑

 

そして福岡の素晴らしかった点その2は、音!

とにかくクリアで細部までよく聞こえる。yukihiroさんのマイクの音量もだいぶ大きく、歌声から息遣いまでダイレクトに耳に届いて思わず照れてしまうくらい。大変ようございました。

セットリストはさいたまとまったく同じ。そのおかげで、セットリストを覚える分の頭の容量を他のことを記憶するために使うことができました。

この日は普段盛り上がっちゃって見逃しがちな曲でのyukihiroさんの様子をしっかり見ようと意気込んでいたので、セットリストが同じだったのはありがたかったです。結果、見たいところはちゃんと見れた…けど、それどころじゃない場面もありました。それはまた後ほど。

 

 

1曲目、アレンジが施され新たに足された音たちのかっこよさに聞き惚れました。yukihiroさんお得意のミョンミョン音が随所に散りばめられ、「これがACID ANDROIDだ」と主張しているようにも聞こえます。

曲終わりに流れるチャイナテイストのメロディが新鮮で素敵。

 

大好きな2曲目、シューーーーンと空間を何かが横切るような音に流れ星を連想しました。原曲のイメージは保ったまま、少しストーリー性のある曲に生まれ変わったと感じました。

冒頭でスタンドからマイクを外すと、クールな顔で正面を見つめたまま手首にスナップをきかせてマイクを一振り。それがただ振ったのではなく、この曲のイントロの特徴である跳ねるようなリズムと完全にリンクさせた動きで、もう破壊的なかっこよさ。言葉でこのかっこよさを伝えきれないのが本当に悔しいです。

さいたまでもマイクを振っていましたが、それはあくまでもマイクから伸びるケーブルをよき位置に移動させるための動きであって、決して曲に合わせたものではなかった(と思う)のですが、福岡では完全に曲に合わせにきてました。ダンスの振り付けと言ってもいいくらい。しかもたった1回だけだったというのも非常に重要なポイント。ツンとした表情で前を見据え、顔の高さくらいにマイクを持ち、外側に倒すようにして素早く手首を返す・・・

これが煽ってないと言えますか?いいえ、完全に煽りにかかってます。2曲目からyukihiroさんは全力。手加減なしです。

 

yukihiroさんのパフォーマンススキルの爆発的成長に驚きを隠せないのですが、一体彼に何があったんです?この調子で毎週末ライヴがあって、六本木で私たち息してるんでしょうか??

 

この曲ではギターもすごくかっこよかったです。というか、福岡は全編通してKAZUYAさんがめちゃくちゃ気合い入っていて、時に荒ぶりながらギターをかき鳴らす姿にしびれました。ライヴ前にツイッターで御本人が「いい調子です」という内容のことをつぶやいていましたが、まさにその通りだったなと思います。静かなんだけど熱い。鋭く突き刺さるようなギターに何度もハッとしました。

 

Facebookツイッターにライヴ写真がアップされましたが、両手を上げている写真と同じようなポーズを3曲目の終わりでもやってたのを見ました。歌っている間はフロアに向け鋭いオーラを放っていたのが、最後の最後に音に身を委ねて踊るようにふいに両腕を上げて。

こういう動き・見せ方が女性らしさ(=美魔女っぷり)をさらに醸し出す要因となっていました。

 

 

5曲目でマイクスタンドを前方へ持ってくると、おもむろに高さの調整をし始める。

スタンドの半ばあたりにあるパーツをくるくる回すことでポール部分が伸縮するしくみになっているんだと思いますが、くるくる回すときの左手がもう。美の塊。美の権化。

人差し指から小指までの4本指をスッと伸ばした状態で、撫でるようにくるくると回すその様に釘付けでした。えっち。

 

その後腰に手をあててじっくりとお客さんを見渡す。絶対的支配者感がバンバン伝わってきます。

さいたまではR-18の手つきでしたが、福岡では右手はずっとマイクを掴んだまま。左手が歌に合わせて自由に動き回っていました。

足元のカンペに視線を落とす顔は何度見ても美しい。

 

その次の曲ではさらに歌に気持ちが乗り、1音ごとに顔が細かく動いてました。すごいなあ、yukihiroさんどんどんボーカリストになっていく…

集中して歌った直後や歌ってる最中でも体はドラムの音を追ってリズムを取ってるのが、とてもyukihiroさんらしいスタイルだと感じます。

クラッシュが鳴り響くのにピタッと合わせて顔を左に振るのを何度も見ました。

癖なのか、頭を振ってリズムを取るときは左に顔が傾くので、上手から見てるとその度にyukihiroさんのお顔がこちらを向いてとても幸せな気分になれます。

 

間奏でマイクスタンドから一歩後ろへ下がると、パーの状態で開いた左手の指輪を右手で摘んだりしていじる。

開いた左手の指の間から、右手親指を見せるという謎ポーズをとってたように見えたのですがあれは一体…?

 

というかこのレポもいよいよ手の描写のみになりそうです笑

 

「かける指先」という歌詞の前でのそんな出来事だったので、より一層ことばが身に沁み、yukihiroさんの手の美しさにうっとりとしました。

 

この曲のサビ、ライヴでは音程を変えてますよね。「〜いく↑」と最後の1音が高くなってる。少しうわずった声がたまらなく良いです。

体の動かし方や手の使い方という視覚に訴えかけてくる表現方法に加え、声色まで操り始めたyukihiroさん。今この状態でpurification歌ったらものすごいことになりそうです。

 

 

見た瞬間に思わず拍手を送りたくなったくらい、とんでもなくかっこいいパフォーマンスがありました。あ、また手の話なんですけどね。

右手はマイクを握り、左手はスタンドの横あたりで曲に合わせてゆらゆら。やがて左手をぎゅっと握りしめたかと思ったらそのままスタンドに沿ってどんどん上にあがっていき、マイクに到達すると勢いよくパシッと掴む!

これ、歌いながらやってますからね。もうyukihiroさんの左手がかっこよすぎて無理。yukihiroさんの左手のファンクラブ入りたい。あの左手に年会費払いたい。(末期)

 

ツイッターでも祭り状態になってましたが、とある曲でyukihiroさんがマイクをスタンドから外した際にケーブルが絡まってしまって、いつもみたいにスタンドを後ろに下げられなかったんですね。

でも歌わなきゃいけないからとりあえずスタンドを横に置いたままにしてて。その間、スタンド上部(マイクはめ込むところ)を上からガシッと掴むように左手を乗せてたんですが、その左手が…もう……っ!思い出して泣きそうなくらい「男の手」って感じでいかつくて、指輪もギラギラに光ってて、その手からもyukihiroさんのいらだちが伝わってくるようでハラハラしつつもかっこいいと思わずにはいられなくて感情を抑え切れずに思わず頭かきむしって(ガチです)それでもまだ止まらなくてお隣のバーバラさんと手を取り合って見てました。

頭の悪さ全開のこの長文でいかに私が興奮したかが伝われば幸いです。いや伝わらなくてもいいです。ただもうはちゃめちゃにかっこよかった。

終演後、相方さんとバーバラさんともちろんその話で盛り上がったのですが、2人がマイクスタンドを斜めに構えるyukihiroさんの全身が素晴らしかったと言ってるのに対し、私はスタンドを鷲掴みにする手の記憶しかなくしかもそれだけで異常に興奮してたのでさすがにちょっと引かれました笑

 

イライラしながらスタンドを握りしめ、ケーブルの絡みが解けたころその怒りをぶつけるようにパシーーーンとスタンドをはっ倒した!!!!!!うわああああああああああぁ!!!!

 

福岡・マイクスタンドの乱。

倒れたスタンドに見向きもせず、口元にマイクを持ってくるとその上に左手を被せて右の手元を隠す。

隠されたその右手…中指立ててませんでしたか???

悪いyukihiroさんが出てきた瞬間。もうここで死んでもいい。

 

まだまだ言いたいことは山のようにありますがただいま大阪に向かう新幹線の中。

あと数時間後にはバナナホール公演が始まってしまうので、取り急ぎここまで。続きは後日書きます!

今日も楽しむぞおおぉ!!!