2019.3.30(sat)
ACID ANDROID LIVE 2019 #1
HEAVEN’S ROCK さいたま新都心
ACID2019年ツアー記念すべき1本目!
とりあえずセットリストが衝撃的すぎ。何かしらのサプライズはあるかなと思ってましたが破壊力が半端なかった…!
※曲名はモロに出していませんが「あの曲やん」ってわかるような書き方をしてる箇所もありますので、ネタバレ回避中の方はお気をつけください※
17:30開場、18:00開演。130番で入場し、上手側5列目付近で待機。開演は5〜10分くらい押してました。KAZUYAさん、山口さん、yukihiroさんの順でステージへ。
髪の長さは胸下くらい。alcoveではゆるウェーブでしたが今日はきっちりストレート。
目の下までしっかりとアイラインを引いた強めのアイメイク。
ややパフスリーブの白シャツ。ボタンは首元の一番上まで、カフスも閉めていて、一切の隙なし。しかし袖口の切れ目から素肌がチラリ。開演早々素肌に興奮。
左腕には今まで見たことないブレスレットをしてました。一部チェーンが長く垂れ下がるようなデザインのもの。
シャツのボタン部分にはフランス語?の単語。LE REVEはなんとか覚えられたけどもう1つの単語は忘れました。LE CENTRANTだと思ったけどそんな単語ないらしい。あてにならない記憶力。
下2つだけ外されたシャツのボタンを見て、そのバランスを鏡の前で何度もチェックしたのかなーと考えてほっこり。
シャツの上には短め丈の黒ベスト。
ボトムスは黒のワイドパンツで、ヒールのほとんどないブーツ。ワイドパンツ最高でした。何度でも言いますが、細い人が着るゆったりシルエットの服は最高。
シャツの裾全部出してるのにだらしなさがまったくない。だらしないどころか高貴ささえ漂う始末でyukihiroさんって本当に何者なんですか?王子?
そして、服の上からでもわかる腰の細さ。二の腕もほっそりしてたように見えたけど、もしかしてさらにお痩せになられた…?これからが一番忙しいだろうに大丈夫でしょうか。ちょっと心配。
3曲で完成系のあの曲(ネタバレしとるがな)のときはマイクスタンド、その次でハンドマイクに切り替えたと記憶してます。
始まったばかりなのに結構yukihiroさん熱くて、1フレーズ歌い終わるごとに口をパクッと動かすのが噛み付いてくる犬みたいに見えて、可愛いやらかっこいいやら。
だいぶアレンジされていてメロディが変わってました。基本は同じだけど、より歌部分に重きが置かれている印象。そしてトータルの時間もちょっと長めになってました。
照明はACID ANDROIDさんお得意の、顔が見えないやつ。
yukihiroさんたちを後ろから照らす光はあっても、正面から照らす光はほぼなし。
よって、きちんと確認できるのは鈍い色彩の中に浮かび上がるシルエットだけ。
それがなんと絵になることか。今までのライヴレポに掲載されていた数々の写真をそのまま再現したような光景が目の前に広がってました。
マイクスタンドに両手を乗せたまま、上体を後ろにぐっと反らすと髪がハラハラと揺れて、一本一本が光に透ける。まさに「流れる長い髪に瞳はさらわれて」状態。
数メートル先にそんな神々しい姿があるだけで十分嬉しいことではあるのですが、やっぱり顔も見たい。でも見れない!少し焦れったさを感じる時間でした。
そして2曲目。
スタンドを後ろに下げ、右手にマイクを握ると鞭のようにコードを大きくしならせる。さらに手首を細かく振って今度は新体操のリボンみたいに波打つマイクコード。
yukihiroさんの手にかかると、何の変哲もない機材が途端に生き生きと輝いて見えるから不思議。もしかしてスタンド使い?ゴールドエクスペリエンスかな?
キレッキレのリズムが最高に気持ちいい。そしてサビで足されたメロディアスなシンセの音色もたまらない。
気がつけばyukihiroさんの顔が確認できる明るさになっていて、いつもの通りまっすぐ前を見据えて堂々とした表情をしていました。
正面から見るよりも斜めからの方が、目の輝きや視線の先がわかる気がします。
そして、横腹あたりで固定された左手。薬指以外の全ての指にはめられた指輪が眩しい。yukihiroさんの手の大きさ、指の長さに男らしさを感じてドキドキしました。あんなに存在感のある手を持ってる人、他にいるんでしょうか。
3,4曲目でフロアが盛り上がる。ACIDのライヴが始まったんだな〜と実感します。
ツンと尖った唇の下、ほんのり覗く前歯の白さにキュンときました。うっすらと口が開いてる様ってなんとも言えず興奮しますよね。わかってます、変態です。
マイクスタンドを再び設置して5曲目。
個人的にこの曲はスタンドありの方が燃えるのでめちゃくちゃ嬉しかったです。演出も去年と同様。緑の植物で覆われた背景と、中央でぼんやりと赤く照らされるyukihiroさん。
歌うときに両手をマイクに乗せ、歌い終わると手を下ろす。その繰り返しがもう。エロい。圧倒的にエロい。
マイクから離れるとき・近づくとき、一本一本の指の動きがすごくしなやか。まるで花びらが開いたり閉じたりするような可憐さ。
マイクを迎えにいく指のまとわりつく感じ、去っていくときの名残惜しそうな余韻。焦れったく、色っぽい。官能的と言わざるを得ません。マイクスタンドと絡むyukihiroさんの手はR-18指定でお願いします。
マイクに両手を乗せた状態で足元に視線を落とした伏し目の美しさも忘れられないですね。口元はマイクで隠れ、色気爆発の流し目。
KAZUYAさんの重たく湿っぽいギターもまた良い。今回KAZUYAさんがよく見えたのでちらちら見ていたんですが、スキニー履いた足がどこまで続くの〜〜ってくらいスラッと長くてびっくりしました。
そしてKAZUYAさん自身もわりと客席をよく見てる…?何度か目が合った気がしました。
そのままマイクスタンドありで4曲続きます。
yukihiroさん、歌ってるときの感情表現の仕方が確実に変わりました。
歌詞の世界観やイメージを頭に思い浮かべながら歌ってるんだろうなというのが見ていてよくわかる。ところどころで体をくねらせたり、歌い出しの言葉に合わせて首を傾けたりと、言葉に想いを乗せているように見受けられました。
あと、これは偶然だと思いますが「震えていた」と歌うタイミングでマイクに乗せていた左手の指先がわずかに震えたのを見てしまい、偶然とは言え全身で表現をするyukihiroさんの姿にこちらの心がガタガタ震えました。
マイクスタンドを使ってのパフォーマンスが本当に今回はバリエーション豊富で、前述したような掴んでは離れという動きがあったかと思えば、今度はずっとマイクを掴んだまま体を前後に動かしたり、右手だけでマイクを握り左手は音程を取るように空をヒラヒラ舞ったりと、実に様々でした。
その間、目はギュッと閉じられてることが多く、yukihiroさんの意識は歌や自身の中に向けられていたんだろうと思います。
内に内にと向けられていた意識は、ライヴの最後に歌われることの多かった曲をやったあたりから、少しずつ外へと放出。
そのときにマイクとスタンドの接続部分を握っていた右手が、ちょうどピストルを持つ手のかたちによく似ていて、Don't be AfraidのPV思い出してニヤニヤしてました。yukihiroさんに銃口を向けられるとか最高のご褒美ですよね。撃たれたい。
全体通して10番目にやった曲のサビ前でスタンドからマイクをスパッと切り離したのをきっかけに、視線も意識も確実にフロアへと向けられました。
そのときのテンションによってスタンドからマイクを離すタイミングが微妙に違うので、ライヴの度に楽しめそうですよね。わりと今回も予想外のタイミングでした。
この曲の一番の見せ場でマイクを握った右手を高々と掲げ、ピースサイン。そして歌いながら左手を客席に向けて差し出す。何度見ても美しすぎる絶景。
このまま盛り上げていく曲順なのかと思ったら、まさかの●●●!(一応伏せます笑)
解放的になった気持ちが、狭い空間にグッと押し込められてしまったようなテンションの落差に最初こそ驚きましたが、敢えてここで静かに熱量を高めていくという選択をしたyukihiroさん、本当に匠です。
静まり返ったライブハウス内に響き渡る山口さんのドラムの音がダイレクトに心臓に響く。
この曲でも、歌詞に合わせた左手の動きに目を奪われました。体の前あたりを定位置として、ときに拳を握って顔の高さまで上げたり、「朽ちていく」という言葉に合わせて手のひらを上に向けた状態でパッと開いたり。抑えきれない感情が左手からドバドバと溢れ出ていました。
その次の曲もドラムで体中が満たされる感覚がとても気持ちよかったです。フロアタムの低音がこれでもかってくらいの圧と存在感を放ってました。
怒涛の3曲ではステージに向かってお客さんがギュッと集まり、私も気がつけば前から3列目に。それまで見えてなかったyukihiroさんの下半身が見えて、このとき初めてワイドパンツを拝ませていただきました。好きでしかない。
基本は客席の中央らへんを見ているんですが、たまに視線が上手や下手にも向けられて、もしかしてひとりひとりの顔をしっかり確認してるんじゃないかっていうくらい強く見開かれた目が印象的でした。
踊り狂って、暴力的に暴れたあとの(もはや曲名言ってる)渾身のドヤ顔最高でしたね。お客さんもみんな手を上げてワァ〜ってなるからなおさらyukihiroさんもドヤる。足元に群がるお客さんをしっかり見据えながらペロォッと舌舐めずりとかしちゃうし。下唇をゆっくりなぞる舌先の艶めかしさ…!
汗で髪の毛がやや広がった状態で声を張り上げるその荒々しさが男らしくて素敵でした。でも顔には見た感じ汗かいてなかったんですよね。お化粧技術すごい。
これでライヴおしまいと言われてもおかしくない状況ではありましたが、どこか不完全燃焼感があり、かといっていつもの曲はもうやっちゃったしなあと考えていたら…耳を疑うイントロが…!
周りのお客さんも久しぶり&予想外過ぎて硬直してる様子でしたが、聞けば聞くほどそれはもうあの曲でしかなくて。
めちゃくちゃ飛び跳ねたし、めちゃくちゃ拳振り上げました。
スネアのダブルストロークがすんごいかっこよかったです。この瞬間だけどこからともなく欧米人の私が現れあやうくcoooooool!!!!って叫び出すところでした。
そして中央でパフォーマンスするyukihiroさん。当たり前に一番coolでした。今までの記憶がすべてふっとばされるくらい、とんでもない熱量をぶつけられました。
少し仰け反りながら歌い、見下すように客席へ向けられた目にこもった熱。チカチカと点滅する光の中、頭を振り下ろしながら声を荒げて歌う姿。
何が起こったかよくわからないままとにかく感情にまかせて体を動かしてたら、あっという間に終わってしまいました…
最後にマイクを丁寧にスタンドに戻し、サッと客席に手をかざして挨拶するとステージから捌けていってしまったyukihiroさん。山口さん、KAZUYAさんもそれぞれ挨拶をしてくれました。
客電が点いたあともしばらくお客さんはそこに留まったままで、アンコールを促す手拍子も起こりましたが、スタッフさんから終演を告げられて一気に夢から覚めたような感覚に。
でも、ツアーの1本目を無事見届けられたことへの満足感と、今後のライヴへの期待感で胸がいっぱいで、これ以上ないくらい幸せでした。
新旧織り交ぜのセットリスト、アップデートされた曲たち、ますます磨きのかかった表現力。ツアー1本目にこんなにすばらしいものを見せてもらえるなんて。これから一体どうなっちゃうんだろう。楽しみでもあり、少し怖くもあります。
最高の幕開けをありがとうございました!終演後の冷たい雨も気にならないくらい熱いライヴでした。
次は4月7日福岡!
【追記】
イヤモニを触って気にしてる様子が何回か見られたのですが、曲間でフロアに背を向けて右耳のイヤモニを直したあと、髪の間から耳がピョコンと飛び出してました…
エルフ…!
(エルフの名付け親であるBさんもきっと見逃してないだろうと信じてます)