ACID ANDROID LIVE 2019 #1 仙台 CLUB JUNK BOX

2019.4.21(sun)

ACID ANDROID LIVE 2019 #1

仙台 CLUB JUNK BOX

 

 

 

 

日帰り仙台遠征。朝8時に高速バス乗り場へ向かうと、いつもyukihiroさん関連のライヴでお会いする方とばったり遭遇。同じバスで仙台へ向かい、仙台駅から会場のジャンクボックスまでご一緒させていただきました。

今回のツアーはとてもご縁に恵まれているなあと感じます。各地でたくさんのお友達やフォロワーさんとご挨拶させてもらえて、ライヴ前後の時間も比較的ゆっくりと過ごすことができてます。新しいお友達ができたり、SNS上でしかお話ししたことがなかった方と会うことができたり、昔からの友人との仲がより深まったりと嬉しいことづくめでとても幸せです。

 

話は戻り、会場近くでロッカーを確保していたら偶然303号に出会ってしまいました。ちょうどyukihiroさんが会場入りされたばかりのようで、本人の姿は見られなかったのですが久々に303号を見るとやっぱりテンション上がりますね。仙台まで車で来たのかなあ。

 

仙台に着いてからご飯を食べていなかったので、いつも優しくしてくれるお友達と一緒に牛タン屋さんへ。最っっっ高に美味でした!

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その方も今回全通組なので、これまでのライヴを振り返ったり、yukihiroさんについて語ってキャッキャしたり笑、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

そして17時頃会場へ。

建物内の階段での整列だったので天候に左右されないのがありがたかったです。50番台で中に入り、すでに4〜5列埋まっていましたが今日は迷わずドセンへ。去年のalcoveぶりですがやはり緊張します。

後から運ばれてきたマイクスタンドを見て、本当に真正面なんだなあと実感。何倍にも増す緊張。

尋常じゃない量のスモークが焚かれ、少し息苦しく感じるほど場内いっぱいに充満したころ、静かに電気が消えました。

ドラムセットの奥からひとりずつステージへ。もったいぶって出てきたyukihiroさん…白シャツ&黒リボンタイ🤦‍♀️(この絵文字の汎用性が高すぎて困る)

この日は自分の視界を捨ててyukihiroさんの目線を取ったため、腰から下は一切見えず、姿そのものも埋もれて見えなくなることが何度もありました。それでも、前にいるお客さんの間から見えるyukihiroさんのオーラは凄まじく、ステージに現れてからまだ数秒しか経っていないというのにがっつり睨まれてると錯覚し、開始早々これはまずい。勘違いするなという方が無理がある。なので今日は思いっきり勘違いして楽しませていただくことにしました。

そんなわけで今回のレポというか感想はいつも以上に痛い内容になっていることを先にお伝えしておきます。

 

ドセンはこんなにも圧がすごいのか…

もうそれしか考えられませんでした。フロアがぎゅうぎゅう詰めという物理的な圧ではなくて、yukihiroさんの目や全身から発せられる目に見えない力によって精神的に圧がかかっている状態。

センターにいた十数人の方々はみんな感じていたと思いますが、yukihiroさんこっち見過ぎ…!!

本当にずっとこっち見てるんです。じっと目を見て歌ってる。何これ?何ですかこのご褒美は??

マイクスタンドに両手を乗せると、スタンドの左側から顔をひょっこり覗かせるようにして首をぐっと前に出す。フロアすっごい見てる笑

私はマイクスタンドを中心としてやや下手よりにいたので、その動きをしたときは「か、上手の人たち…!アワワワワ」って感じでしたが、しばらくしたら同じ動きを今度はこちらに向かってやってきたのです。

キラッキラに輝く目でまっすぐに見つめられて、まあにやけました。そりゃもう全力で照れた。どうしてyukihiroさんの目はあんなに光を反射するんだろう。そしてグイッと顔をこちらに近づけてくる動きはただのキスでした。あそこらへんにいた皆さん、あのときyukihiroさんとチューしましたよね?はいもうそういうことで。

至近距離で見つめてくるわ、チューしようと顔近づけてくるわ、挙げ句の果てに「above」の歌い方がエロいわで、1曲目からゴリゴリにHP削られました。

 

ドラムに合わせて頭を後ろに倒してからマイクに口元を近付けるいつもの動きも、正面からだと印象がガラッと変わりました。

フッと後ろに倒れていく瞬間閉じられた目元とか、マイクに戻ってきたときの目力の強さとか、これまで見てきたものとは別格。目で語り、目で射止める。大袈裟ではなく、息が止まります。

 

intertwineが流れると、ステージ奥の壁でフラッシュのようにバチバチと瞬く強い光。それを背中に受け、シルエットで浮かび上がるyukihiroさんの姿。顔は影になって全く見えずに、長い髪がいくつかの束になって揺れる様や体つきだけが確認できる。あまりにも顔が見えないから、あの瞬間だけそっくりさんに入れ替わってましたと言われても気付かなかったかもしれない。でも、あの人のそっくりさんなんて存在しないですよね。顔や髪型はともかく、あの奇跡の体を持ってるのはこの世にyukihiroさんしかいない(と信じてる)。

 

マイクをぶんぶん振ってケーブルをしならせる。それだって今まで何度も見てきた光景のはずなのに、ケーブルが描く波の大きさとか臨場感が新鮮に感じられるから不思議。ドセンすごい…

なんだかこの日は体の横揺れがとても大きく感じられました。yukihiroさんも楽しんでたのかな、なんて思ったり。何より自分がものすごい楽しくて、たぶんずっと笑ったまま頭振りつつステージを見てました。歌詞も大好きなのでyukihiroさんに合わせて口パクで歌ってたら、それが向こうからも見えてたのかどうかわかりませんが丸々1曲ずっと見られてる感覚になってしまって、ただただ幸せでした。あぁドセンすごい…ドセン素敵…

 

すっかりyukihiroさんの目線イリュージョンにかかり、このライヴ中に何度成仏しかけたかわかりませんが、忘れもしないのがimagining noisesでの目配せでした。

メロ部分で、

 

the whispers in my ear is  ←歌う

(proving i’m here)  ←歌わない

all will disappear if  ←歌う

(noises just stop)  ←歌わない

what i vision is it  ←歌う

(fake or for real)  ←歌わない

 

という感じでカッコ書きの箇所はyukihiroさんは歌わず、その時によって小さめに口パクしたりフロアを見たりしているんですが、仙台ではまず歌う箇所で下を向いて、視線を足元に落としてました。その後カッコ書きにしたパートになったとき、顔は下向きのまま静かに視線だけを上げて、瞬きひとつせずじっとこちらを見つめる。そしてまた足元に視線を戻して歌って、歌い終わるとパチッと目を開ける。その目の動きが信じられないくらい挑発的。完全に誘ってる目。

目の動きは敢えてゆっくりだし、目以外に動くところがないから(口元はマイクでちょうど隠れてる)こちらも自然と目元だけを見てしまう。目が合ったと思ったら逸らされ、逸らされたと思ったらドキッとするような視線で見てくる。一定の間隔で繰り返されるその仕草に心臓が潰れそうなほどときめきました。

イメージは、人がたくさんいる薄暗いバーで遠くに座ってる美女と一瞬だけ目が合って、すぐに目を逸らされてしまったけど、しばらくしたらまたこっちを見てたことに気付く。こちらに近づいてくるわけでもニコッと笑うでもなく、ただこちらを見てる。でも目が合うとサッと逸らされる…

ただのいい女じゃねえか………!!!くっ……!

そんな妄想を繰り広げたのはライヴ後でしたが、さんざんyukihiroさんの視線に弄ばれまくったimagining noisesでした。あの目はダメだって……🤦‍♀️(再びの登場)

いい女感満載かと思いきや、サビの「i am real」で、左の手の平をパッと開いて上に向けながら歌う様子はとても男らしかったです。インスタのお写真がわりと近いかもです。

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そして大好きなdressはドセンで見るとさらにすごかった。

まず、緑と赤の照明がステージの奥行き感を強調する効果を担っていたことに気が付きました。横から見ていると、ステージの奥行きがどれくらいあって、yukihiroさんKAZUYAさん山口さんがそれぞれどの位置にいるかが把握できますが、真正面からだとそれらの情報がいまいち掴めない。照明は薄暗くスモークも濃いので、遠近感がわからなくなる。

そんな状況の中、ステージ奥の壁が緑に染められ、ステージの半ば〜前方にかけて立っている山口さんKAZUYAさんyukihiroさんが赤く照らされると途端に奥行き感が出てくるんです。

補色の関係を使ったことによって効果的に3人の姿が浮かび上がってきた光景は、まるで一枚の絵のような美しさでした。徐々にステージ上の赤の範囲が広がり、最後には真っ赤に。

まるで舞台を観てるかのような壮大な演出の中でも霞むことなく、唯一無二の存在感を放ちながらパフォーマンスするyukihiroさん。「the maker」「 the writer 」を溜め気味に歌うのがよかったです。らいっ、たあーみたいな。(文字にすると猛烈にダサい)

 

最初から最後まで、ほとんどずっと目を閉じたまま歌っていたのが2曲くらい。目を閉じたときのアイラインの美しさに見惚れてました。

division of timeで鈍い虹色のライトが放射状に何本も広がってくるくると回っていた景色はまるで異世界でした。夢の中みたい。

 

chillでマイクスタンドから解放されると、左手が自由に動き始める。お腹の前を通って自身の右側の腰あたりに手の先がくる位置でキープ。熱心に歌っていたので、恐らく無意識に動いてしまったであろう左手がぎごちなく開いたり、指先が震えたり。白シャツの上でなお白さが際立つyukihiroさんの手の美しさ。どんだけ肌白いんですか。

またある時は左腕を右手で掴み、マッサージするようにギュッギュと揉んで?たり、突然スペシウム光線みたいなポーズしたり。

最後のサビ前で右手を高く上げ、その後歌い出すとほぼ同時に今度は左手を前へ差し出す。そう、今思えば仙台はyukihiroさん(の左手)の方から積極的に近づいてきてくれたのでした…

 

echoのイントロが流れ、嬉しくて頭ぶんぶん振ってたら、奇跡的に同じようなタイミングでyukihiroさんも縦に頭振っててはちゃめちゃにテンション上がりました。でもechoのリズムちょっとおかしかったような?

 

鮮やかな虹色に包まれたlet’s dance。最後のサビ前の「ride on your stage」から少し前に出てきて、いつもだったらお客さんのかけ声に合わせて左手を動かすところ、手の平をフロアに向けた状態のまま動かさずに最後の「uncover fake」で顔近くまで手を上げて、人差し指か中指を立てた…!指を立てたであろう瞬間はちょうど前の人に被って見えなかったのですが、そんな動き今までしたことない!はず!制するように左手を掲げてからの指立てはもうずるいの一言。

「ride on your stage」から「uncover fake」までずっと動かずに、手の平を正面に向けた状態で左手をかざしてるって何?サビ前で盛り上がってるこのタイミングで敢えての静止ってかっこよすぎません??しかも最後に指立てるってもう…!(見えてないけど)爆発しそうなくらい興奮しましたし思い出してる今現在も興奮してます。

 

violent paradeはまたしても声がだんだんとオラついてくる。腰を落として歌ってるから目の高さが同じくらい。ギラつく目。上手や下手、最前列から3〜4列目くらいまでのお客さんの顔を1人ずつ順番に見ていく。

その視線も最高でしたが思わず私が頭を抱えてしまったのが、歌いながら左肩をクイッと上げたとき。マイクはいつもどおり右手で持っていて、左手は自由に動き回っていました。曲がだんだん盛り上がってきたタイミングで極端なほど左肩をグイーーンと上げて、まずその立ち姿だけで意味わからないくらいかっこいいしえろいのに、ぎゅっと握りしめた左手を下から上へ少しずつ持ち上げてきて、ちょうどマイクと同じ高さまで到達したときにパシィッと掴んだ!!!

左肩だけ上げる→左手がじわじわ登ってくる→勢いよくマイクを掴み両手でがっしりホールド→オラオラして歌う

かっこよくないわけないじゃないですか。泣くほどかっこいいじゃないですか。各地で新たなパフォーマンスを披露されてますがこれは上位3位内に入るやばいやつです。最高すぎて無理。しかも衣装がビッグシルエットの白シャツにリボンタイとか私の性癖をこれ以上増やしてどうする気なんですかっていう。はあ、好き。

怒涛のラストは照明がチカチカと点滅し、周りの景色がコマ送りのように止まって見える。マイクを持ったままの右手がピースサインを作ったところですべての光が落ちて一瞬で闇の中。

 

violent paradeのテンションそのままに歌ったviolatorは圧巻。紫色の照明のもと身をよじらせ、声を張り上げながら何度も何度も何度も何度も仰け反り、まるで踊るかのように歌う姿はもうえっちとしか言いようがない。体中からフェロモンが大噴出。眉間や鼻の付け根部分にシワが何本もできるほど強く閉じられた目元。さらに、勢いに任せた声はいつもよりもうわずっていて、視覚・聴覚の両方から致死量のえっちを大量投入されてもはや生ける屍。ゾンビと化しながら食い入るように目の前の生命力溢れるyukihiroさんを見つめる。

仰け反ったり体を前後に大きく揺らしながら歌っていたことで、chillのときにはマイクに被って見えなかった口元がはっきりと見える。一音一音発声するたび大きく開けられた口。

 

stoop downに入ると、まとっていた色気は吹き飛び臨戦体勢に。

一気に室温が上昇し、比較的大人しめだった仙台のお客さんたちも拳を突き上げステージにそれぞれの気持ちをぶつける。周りに埋もれてしまってyukihiroさんの姿は見えなくなりましたが、それでも十分すぎるほど楽しい時間でした。ふと見えたyukihiroさんの表情も、口角がクイッと上がり白い歯がしっかり見えるほど真横に口が開かれた素晴らしい笑顔でした。ただしドSの笑みでしたが。笑

埋もれちゃったけどもういいやー!楽しいー!!と思っていたら、yukihiroさんが降ってきた。

正確に言うと、ステージの端までズンズン前に出てきて、足元のモニターに足をかけ半ばフロアに入るほどの勢いで前にせり出してきたんです。yukihiroさんが覆い被さってきたとでも言いましょうか。(言い方)

「もう十分楽しませてもらったからあとはこのまま音に溺れよう!」と思ったところへこれです。埋もれた私を探しにきてくれたのかとガチで思いました。勘違い万歳!覆い被さってきたyukihiroさんはさらに左手をまっすぐ前へ伸ばし、その手でフロアの熱を直に触ろうとするかのようにしばらくの間そうしていました。下から見上げたyukihiroさんの左手…天国の入り口がそこにはありました。指の一本一本が長く細く、しかし関節の部分は骨ばっていて、存在感のある節々がいかにも男の手!でした。太めの指輪をはめてなお余裕のある指。ここまで読んでいただいてもうお気付きかとは思いますが、案の定左手しか見ておりません。ここまでくるともはやyukihiroさんに失礼なレベル。自分でもわかってるつもりですが、こんなに近くで見る機会は今後ないかもしれないと思ったらもう左手しか見れませんでした。というか気付いたら左手を見ていた。後悔はしていません。

降り注ぐyukihiroさんと左手を一身に浴びていた時間は一瞬のようでもあり永遠に続くようにも感じ、最後右手をパー🖐・グー✊と挨拶して帰られたときにようやく意識が現実界に戻ってきました。

 

ほんと…すごかった……

久々に味わう前方エリアのドセンはとにかく刺激的で中毒性があって、これは一回知ってしまったら戻れなくなるのがとてもよくわかります。その上仙台はyukihiroさんが激しかった。静かに激しかった。yukihiroさん自身も楽しんでたし、「一緒に楽しもう」という雰囲気があったように思います。自ら近づいてきてくれた?なんて都合のいい考えかもしれませんが、身も心もあっためてもらえたのはまぎれもない事実。素晴らしい仙台の夜でした!