ACID ANDROID LIVE 2018 #1 WWW-X

2018.4.20(fri)

ACID ANDROID LIVE 2018 #1

SHIBUYA WWW-X

 

 

 

 

GARDEN発売後初めてのライヴ!この日をめちゃくちゃ待ってました。

毎日毎日聞き込み、ライヴでどんなふうに演奏されるのか、演出はどうなるのか妄想を繰り広げ、実際に聞いていないときでも頭の中で曲が流れてくるくらいに、このライヴを待ち望んでおりました。

 

しかしここにたどり着くまでが大変だった…

 

以下、ライヴとはだいぶ関係ない話。

(そのあとライヴ感想もあります)

  

ほんとにライヴとはまったく関係のない話で申し訳ないんですが、今の仕事、4月がバカみたいに忙しいんですね。

 

3月まではきっちり定時で帰れていたのが、4月に入ってからは21時まで残業が当たり前になり、その上、本来休みの土曜日まで出勤しないと仕事が終わらないという殺人的な忙しさ。

 

自分の力不足というのももちろんあるんですけど(同期は土曜日出勤しなくても仕事が片付いてた)、想像以上につらくて、心が折れる音が聞こえました。笑

 

それでも踏ん張れたのは、やっぱりACIDのライヴが精神的な支えになってたから。

 

どれだけボロボロになろうとも、4月20日だけはぜっっっっっっっったいに定時で上がってやるという執念で乗り切ってきました。

 

結果、18日には大方片付いて、19日には久しぶりに定時で帰ることができたので、明日もこれでいける!!!と思っていたのですが…

 

20日の午後になって、急ぎの依頼がちょこちょこ入ってきて、まさかこれ定時で上がれないんじゃ…という嫌な予感がし始める。

 

ていうか私がここまで頑張ってきたのは今日定時で上がってACIDのライヴに行くためなのに、ライヴ間に合わなかったらどうしてくれるんですか?こんなギリギリになって依頼してくるとか何考えてるんですか??

 

と、内心ブチ切れながらひたすら定時に上がることだけを考えて、鬼の形相で仕事を片付けていきました。

 

 そして定時10分前に仕事終了、すぐさま帰り支度を始め、定時の鐘と共に勢いよく会社を飛び出す。

 

必死かよって思いますよね。ええ、必死です。

 

いったいいつまでこんな生活続けるんだろうと、ふと冷静になるときもありますが、ここまで来てしまったらたぶんもう変わることはないと思うので、引き続きこの調子で頑張ります。

 

 

 

どうでもいい話が長くなりすぎました!ライヴの感想にいきます!

 

開場時間になって整理番号1の人から順番に呼び出しがかかるも、結構抜けが多くて、あっという間に入場。

 

この日は33、34番。 

フロアに入ると最前列はほぼ埋まってる状態。でも2列目センターはまだ入れる!ってことでかなり久しぶりに圧縮ゾーンに入りました。

 

マイクスタンドが自分の真正面に設置されたときが緊張感のピーク。

その距離、2mあるかないか。

スモークもあんまり焚かれてないし、遮るものが何もなさすぎて、今年1発目がこの近さはアカンと心から思いました。

 

緊張しすぎた結果、確実に通報されるだろっていう不審者みたいな顔しながら開演を待ち、 19時を5分くらい過ぎた頃、ステージ下手袖にある階段から人が降りてくる気配が。

SEがじわじわ大きくなったと思うと、ゆっくりと暗くなる場内。

 

 

小林さん、山口さんのあとにyukihiroさん登場。

 

・胸の位置を遥かに超えたスーパーロング

・眉毛濃くて細くて短い

・ノーズシャドウも濃い

・アイメイクも濃ゆい

・右目の上まぶた、左目の下まぶたにそれぞれ模様?あり

・目頭くの字囲みのアイライン&アイシャドウ

・求心的なメイクでキリッと感強め

・額、頬のシワに年齢を感じる

・眉間の下、ちょうど左右の目頭を結んだくらいの位置にできてる表情ジワも気になる

・rosesMVと去年の梅田でも着てたAnnの花柄刺繍入り総レースブラウスの白バージョン着用(色違いで買ったんですね)

・背中が水玉模様のかわいい黒ジレ

・首には黒くて大きいリボン

・腰に極細ベルトor紐

・腰回りゆったり、膝から下は細身のシルク素材テーパードパンツ

・毎度おなじみ10cm超えウエッジソールのショートブーツ

 

登場したときに改めてその近さにも驚きましたが、メイクの濃さが一番最初の衝撃で、あやうく「メイク濃っ!!!」って声に出るところでした。

 

次の衝撃は総レースの下に透ける腕。

肩から二の腕、肘、手首。

筋肉のつき具合が完全にドラマーのそれだから、衣装やらメイクやらは完全に別アーティストになってるけど、その正体である「ドラマーyukihiroさん」を垣間見た気がしてドキドキしました。

 

あのブラウスってインナー着ないとほんとに全身スケスケだったはずなんだけど、yukihiroさんインナー着てたのかな…

素肌にあれだったら…ジレの下…そういうことですよね……

 

禁じられた扉(gravity wall参照)であるジレが開かれていたら、一体我々はどうなっていたことでしょう。

4/30の梅田では開けていただいてもいいんですけどね??

 

 

あと、個人的によかった点はテーパードパンツ。

ACIDの衣装としては珍しいチョイスですが、今回で私は完全にテーパード推しになりました!

脚の細い人が穿く、ゆるっとしたシルエットの服って最高じゃないですか?

布余りすぎ〜〜〜〜!!みたいのがたまらなく好きです。

 

膝から下は細身の作りだったとは言え、脚にフィットするには程遠く。

その余裕を持て余したシルエットがとても美しかったのです。

脚のラインは出してないはずなのに、確実に細い脚であることがわかるとても良い衣装。

梅田でもぜひ穿いてほしい!ぜひぜひ!

 

 

指輪はここ最近いつもしているものたちでしたが、そのディティールまで目視できたときに、本当に今目の前にyukihiroさんがいるんだなってしみじみ実感しました。

 

小指につけたクロムハーツと、Annのクロウリングの彫りの精巧さとか、人差し指の東亜重工もはっきり。

手も真っ白でぜんぜん日焼けしてなくてきれいだったなあ。

 

レース越しだから定かではないですが、右手首にはharaKIRIコラボバングルもつけてたように見えました。

 

 

そして今回のセットリストがこちら。

 

01.echo

02.gardens of babylon

03.daze

04.gamble

05.dress

06.precipitation

07.division of time

08.roses

09.unsaid

10.chill

11.violator

12.gravity wall

13.chaotic equal thing

14.let's dance

15.egotistic ideal

16.the end of sequence code

17.violent parade

18.ashes

 

echo始まりはなんとなく予想してましたが、2曲目にgardens of babylonが来るとは!

でも、この#1のライヴがGARDENのお披露目だとしたら、曲名に”garden”が入ってるこの曲を冒頭に持ってくるのは自然なことかもしれないですね。

 

echoではかなりボーカルが加工されてて、声が二重に聞こえました。

 

 

せっかくこんなにいいポジションにいるんだからyukihiroさんをじっくり見たいとも思ったんですが、凝視するのがためらわれるくらいの距離だったので、視線が完全に迷子に。

 

でも途中から「こんな風に見られる仕事をもう20年以上やってきてるんだから慣れてるに決まってるか」と気が付き、表情とか目の動きとか見ながら聞いてました。

 

最初はたぶんほとんどフロアを見てないんですよね。

空間を見ながら歌ってる感じ。

かと思うとふいに視線が下がって、ジッと見られてるような感覚になるから本当に心臓に悪い。

 

氷点下の眼差しでドS全開にして見下すときもあれば、熱のこもったきらきらした目で見つめたり、スゥッと息を吸ったときの閉じかけの目がすごく色っぽかったり。

 

その他にも、正面よりも横を向いたときの方が目がすごく大きく見えたとか、真下に視線を落として歌ってたときのまぶたの線(奥二重のライン?)がグッときたとか、目の記憶がやたらと多いです。

 

yukihiroさんって一見無表情に見えるけど、ライヴ中は曲によって全然違う顔になるから、素晴らしい表現者だなと思います。

 

 

echo、gardens of babylonでは曲の表現に重きを置いてか、比較的落ち着いたまま歌ってたけど、dazeとgambleでは見るからに楽しそうな表情してました。

 

お客さんも明らかにノリが変わったから、それを見て「よしよし」っていう感じでしょうか。

 

 

dressは超〜〜〜〜楽しみにしてたので、聞けて幸せでした。

ステージの背景が、赤い布が垂れ下がったように見えたけど、あれは照明の効果だったんでしょうか?

 

小林さんのギターがCDとはだいぶ違ってました!

yukihiroさんはマイクを手に(意外にもスタンドは使わず)、顔は正面向いたまま目線だけ足元に落として、淡々と歌ってました。

 

あまりにも一点を集中して見てるから、またカンペあるのか〜と思ってましたが、それらしきものはなかったというフォロワーさんの証言が。

 

じゃああの視線落としは敢えて?yukihiroさんの演出??

 

先にもちょこっと言いましたが、二重の線みたいのが見えたんですよね。

それがすごく貴重というか、理由はわからないけど死ぬほど色気溢れてました。

 

私は気付かなかったけど、まどろむネコを2回言ったらしいですね。

yukihiroさんの口からネコって単語が出るだけでたまらん〜〜

 

梅田でもじっくり楽しみたい曲です。

 

 

unsaidのイントロが聞こえてきたときはほんと震えました。

去年もやってくれてはいたけど、この日は全然予想してなかったのでいつも以上に嬉しかったです。

 

このときはマイクスタンドありでした。

 

今に始まったことじゃないですけど、マイクを迎えに行く手の美しいことといったら!

 

右手の薬指と小指はマイクじゃなくスタンド部分にひっかけてるのがまたいいんですよね。

右手に覆い被さる左手も、長い指を持て余すようにしてて尚良し。

 

 

yukihiroさんの手元をガン見しながらも、体にはドラムとギターとボーカルが大きい波のように押し寄せてくる。

 

照明は単色でコンパクトに、でも音は体の底までビリビリ響くようなダイナミックさ。

そのギャップが最高でした。

 

 

続くchillでは、イントロで気付いたお客さんが口々に「chillだ!」「chill!?」とざわつく。

みんなchill好きですよね。もちろん私も好きですけど。

 

マイクスタンドを後ろに戻すと、さっきよりも少し体を動かすyukihiroさん。

 

マイクコードをじれったくしならせる様に、またもや歓声が上がったのはちょっと笑いました。

(yukihiroさんファンってほんとドM)(私も)

 

 

violatorでさらにお客さんのテンションが上がると、それを見て気を良くしたように仁王立ちで自信満々に歌い上げてました。

 

 

この流れでgravity wallが来たのは面白かったですね。

yukihiroさんが手を胸の前でパカーッと開いたのはこの曲だったかな?

控えめな感じが妙に女性らしくてかわいかったです笑

 

細かいリズムの曲なので、聞いてる方は小刻みに体揺らしたくなるんですけど、yukihiroさんは片足でゆっくり拍を数えてる感じでした。

 

間奏では一歩後ろに下がり、ほぼ動きがなかったので、この時だけは山口さんをずっと見てました。

 

スネアを入れるタイミングが独特で、スピード感もあるし、シンバルの響き具合も気持ちいい。

 

個人的にこの曲は未来っぽいというか、生きてる人間の体温みたいなものを感じないんですけど、ライヴで小林さんと山口さんの生の音が加わったことによって、曲に血が通ったように思いました。

 

特に山口さんのドラムが力強く全体を引っ張ってたので、つい見惚れました。

 

yukihiroさんもドラムに合わせて手振ったり、口ぱくぱくさせてたような。

 

 

chaoticでは下を向いたまま髪を左右にゆら〜っと揺らして前進してくる様がすごく貞子で、let's danceでは安定のカウントダウンで人差し指立てたり、喜んで盛り上がるお客さんを満足そうに見渡してました。

 

egotisticの冒頭で右手をまっすぐ上に伸ばして静止。

たったそれだけでも気持ちがすごく盛り上がって、お客さんの思いがひとつのところに集められた感じがしました。

言葉を発さずとも大衆を意のままに操るyukihiroさん…あなたが神か…

 

 

とは言ってもyukihiroさんもやはり人間なので、曲間ではさすがに疲れが見えました。

大きく息を吐いて呼吸を整えてるのを見ると、なんとも言えない気持ちに。

 

すっごい美意識の高い人だから、ステージ上で(ましてやフロントマンとして立ってる時に)ゼェハァするわけにはいかないって考えてそうだし、暑いのも我慢してるんだろうなあと心配になってしまいました。

 

途中、服の首元を気にするような仕草もしてたし。(この日はハイネックでした) 

 

髪が長いから首にまとわりついて暑いし邪魔だろうに、「別に」って顔してサラ〜ッと整えるんですよね。

 

言うほど汗かいてるようには見えなかったのは(髪の生え際に少しにじむ程度)、メイクで完璧におさえてたからなのかな。

 

暑さとはちょっと違いますけど、口に入った髪を歌いながら1本1本ゆっくり取り除く様子なんかはゾクゾクしました。

 

かと思えば、思いっきり鼻の下伸ばして口の横ポリポリかいてたりして、急に気抜けた!?と見てるこっちが焦りました。

いや、見間違いかもしれないですけどね…笑

 

 

この曲でこんなことしてた〜っていうのをもう覚えてないので、順不同で思い付いたまま書いちゃいますけど、ところどころでのポージングがやはり神がかってました。

 

腰に手をあててこちらをジッと見てたのは先生みたいだったし(補習してください)、両手をクロスさせて自分の腰を抱くポーズはお耽美すぎてどこぞの姫かと思いましたね。

 

極め付けは、両肘を曲げて交差させた十字架スタイル!

右肘の内側に左腕を乗せて、左手は軽く握ったり、だらんと脱力したり。

 

指先の造形が芸術品のように美しくて、光を受けて白く輝く肌はまぶしくて、このままムスカになったとしても一切の後悔はなかったですね。

 

 

あの人は本当に自分の体をきれいに見せる方法を知ってますよね。

あれで無意識だったら、神様から才能授かりすぎ。

 

目の前のyukihiroさんを見ながら、「yukihiroさんの等身大フィギュアだ…!」って真剣に思ったくらいには人間離れしたスタイルとバランスでした。

 

 

そんなきれいで美しい佇まいとは対照的に、表情は可愛くなることが結構多くてですね…

美しいと可愛いの二刀流とか嘘だろ…そんな人間yukihiroさんか中条あやみさんだけだろ…(中条あやみさん大好き)

 

 

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これ!この顔連発!!

進●ゼミの漫画でよくある「あれ…?これ、知ってる…!!」状態になりましたからね。

 

唇とがらせて目キラキラさせて、すっごい楽しそうなのがビシビシ伝わってきました。

 

その状態で目が合う(気がする)といろんな感情ごちゃ混ぜになって爆発しそうになりますね。

 

ペローンって舌舐めずりしたり、歌いながらニヤァって口角上がったり、悪い顔するyukihiroさんもいましたよ!思い出すだけで脳細胞壊死。

 

 

violent paradeではかなり前に出てきてくれましたし。

 

計3回?出てきてくれて、1回目は足元のスピーカーに左脚をドカッと乗せて絶対王者モード。

ひれ伏す下々の民。

 

2回目は背中を丸めて地面に向かって歌ってました。後ろから見てた人はyukihiroさんが消えたと思ったんじゃないでしょうか。

 

3回目は、目の前のお客さんロックオンして、しゃがみこんで歌ってました。

ジーーーーーッと見つめたまま。

そんなことされたら心臓がもたない!

 

照明が高速で明滅する中、最後の一瞬の光に腕をビシッと伸ばすyukihiroさんの姿が照らされて、直後に真っ暗に。

 

ほんのわずかな瞬間でも画になってしまうというか、決めるべきポイントを外さない人だなと心から感動しました。

 

 

ライヴ最後の曲はashes。

マイクスタンドを使って、静かながらもマイクに感情をぶつけるように近づいたり離れたりを繰り返してました。

 

ちなみに台北ではもっと感情的に、全身を使って歌ってました。

いつか映像化しないかなー

 

 

ペコッとお辞儀をして(たよね?)、いつも通り手をかざして颯爽と帰っていかれました。

 

 

 

ライヴのタイトルはいつも通りのlive 2018 #1だけど、GARDENの曲たちをひとつひとつ丁寧に聞かせてもらえた、まさにGARDENのためのライヴだったなあと思います。

 

梅田ではどうなるのか楽しみ。

あと数日ですが、またしっかり聞き込んでからライヴに臨もうと思います。

 

お疲れ様でした〜!